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エステサロンの開業準備とは?

エステサロンの開業成功のために、
他店との差をつくりましょう

毎年多くのエステサロンが生まれています。あなたが開業準備をしているエステサロンは、そうした他のお店とどこが違うでしょうか? コースメニュー、技術、価格、お店の雰囲気、オーナーの人柄などなどポイントはたくさんありますが、大事なことはそれがお客様に伝わり、選ばれることです。奇抜なアイデアは必要ありません。他の店との差をつくって伝えることで、選ばれるお店にしていきましょう。 > お気に入りに登録する

開業するお店は他とどこが違いますか?

準備しているお店は、他のお店とどこが違うか、できるだけ早い段階でチェックリストをつくってみましょう。差別化ポイントによってはお店の設計や内装なども変わりますから、あとまわしにしないことです。

独立してお店を構えようというエステティシャンは誰でも、自分の技術には自信があるものです。でも、「腕がいい」というのはすべてのお店がアピールしていることですね。「みんなが腕がいい中でもどんな特長があって選ばれるのか」を明確にすることが肝心です。

チェックリストは難しいものではありません。次のように描いてみましょう。

チェックリスト

この表を埋めていく中で、やっと、自分のお店はどんなお店なのか、具体的に分かってくるはずです。ライバルとしては近所のお店の他に、有名な、あなたが目標とするようなお店も入れておくと、イメージが広がりやすいでしょう。

まず一番大切なのはターゲットです。どんなお客様がどんなときに来てくれるお店なのか? 誰でも良いから来てほしい、という気持ちはありますが、年齢層や職業でお店に求められるものは変わってきます。

そうした人たちに選ばれるメニューがあるか? 得意としているのはどんな技術なのか? どんな化粧品や美容機器を使い、どんな肌結果を提供できるお店か? 内装や話しやすさなどの雰囲気はどうでしょう。

参考になるのは、多くのお店のチラシやホームページ、ブログ、SNSなどたくさんあります。美容ポータルサイトでそれぞれのお店が強調していること、お客様の口コミコメントで取り上げられている内容もいろいろと見れば、「どんなことが強みになるのか」「お客様に選ばれるのか」をつかむことができるでしょう。

> 開業までに考えておきたい「物販比率」のこと

まずはライバル店を研究しましょう

まずはライバル店を研究しましょう

お店がある場所はどこでしょう。ある駅の近くだとすれば、同じ駅の周囲にあるお店が直接のライバルになります。先にあるお店に行っていた人がこちらに来てくれるには、どんな良さが必要でしょう。先輩店には通っていなかった人が、「新しいこのお店なら行ってもいいな」と思ってくれれば、近くに他店があってもすみ分けることができるでしょう。

そのためには、ライバル店を研究しましょう。ホームページなどを見るだけでなく、実際に行くのが一番です。差を生み出すために一番大切な研究ですから、一度ちらっと寄ってみた、というだけではなく、曜日や時間帯を変えて何度も行きましょう。「こんな人が多く来ている」「お店の雰囲気はこういう感じだな」、と気づいたことをメモしていきましょう。

ライバル店を見るときは「意地を張らない」こと。「あんな店、大したことない」なんて思ってると、大切なことを見落としがちです。ライバルをほめるような気持ちをもって、「こういう良いところがあるから選ばれているんだな」と、小さな特長でも拾い上げるようにしてください。

低価格で勝負してはいけません!

低価格で勝負してはいけません!

ライバル研究をしていくと、「同じようなメニューにして、もっと安ければお客様が来てくれてるのではないか」と思ってしまうものですが、これは勝てない考え方です。

なぜなら、そのお店には今の値段でお客様がついているのです。こちらが安いからといって浮気するお客様は、自分のお店にも定着せずに、すぐにまた他のお店に流れてしまうでしょう。

価格勝負、というのは大きな規模で他店より効率が良いチェーン店でなければできないことです。これから1店舗目をオープンさせるというお店には不向きです。

上記のチェックリストに向かって、どんなお客様にどんなサービスを提供するのか、考えていきましょう。

「肌結果」をどう約束するか、が大切

「肌結果」をどう約束するか、が大切

なかなか強みが見つからない、という場合には、ご自身のことを思い出すことも重要です。エステティシャンにも自分のお肌の悩みがあります。自分はそれをどう克服してきたかを思い出しましょう。同じような肌悩みを持つ人には、それが一番信頼できる「お店の強み」になるはずです。

チェックリストの表が少しずつ埋まってきたら、そこから見えてくる「自店の強み」を1つの文章にしていきましょう。

「子育てが終わってもう一度輝こうとする女性が心もお肌も若々しくなれるサロン」

「仕事で疲れた人がリフレッシュして元気になれるサロン」

といった文章ができるでしょう。

これができたら、改めてメニューや化粧品、美容機器などを考えます。

子育てが終わった世代の方の肌悩みはどんなものでしょう。それに対処するにはこんなコースが必要ではないか、と考えていきます。仕事のストレスでニキビや肌荒れ、むくみなどで困っている人はお店に何があったらうれしいでしょう?

この順序で考えれば、強みの文章がただの作文ではなく、本当に必要とされる強みになっていきます。

エステティックサロンは肌悩みを解決することを通じて、人を明るく元気にする力を持つものです。選ばれるお店はすべて、素晴らしい「肌結果」を提供しています。他のお店との差をつくる、という視点から出発して、どんな肌結果を生み出すのかをはっきりさせることが、エステサロン開業の極意と言えるでしょう。

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