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エステサロンのための経営講座

サロン売上を黒字化させる方法(1) 利益率を上げる

毎日がんばっているのに黒字にならない…。開業以来そんな悩みを抱えるサロンも少なくありません。早く黒字化させて利益を出したいもの。サロンが利益率を高めるためには、売上を上げるか、経費を削減するという2つがポイントです。ここではまず、売上を上げる方法について考えていくことにしましょう。 > お気に入りに登録する

黒字化するために必要なこと

日々サロンを経営するためにさまざまな努力をしてもなかなか良い結果が出ない、という場合、一度立ち止まって原点から考えていきましょう。

サロンの売上とは次の式で表せます。

売上=顧客数(ベッド数×1日顧客数×営業日数)×客単価

また、利益は次の通りです。

利益=売上-経費

2つの式から、サロンが利益を出すためには、“顧客数を増やす”か“客単価を上げる”のが一番。次に経費を削減することだと分かります。

> 【参考】経費の削減で大切なことは何でしょう?

“顧客数を増やす”こと、“客単価を上げる”こと。このどちらも達成のためには、スタッフのスキルとモチベーションが大きく関係しています。

顧客数を増やす

顧客数を増やす

ここでの顧客数とは、1ヶ月間の稼働顧客数を指します。しかし、現状はベッドやスタッフ人数から計算して、対応可能な上限顧客数でフル稼働しているサロンはあまり多くありません。その要因には、時間帯による混雑具合の差などもありますが、スタッフのスキル格差やモチベーションの度合いなども大きなその一つです。

それでは、スタッフのスキルアップとモチベーションの維持のために大切なのは何でしょうか。それは、大きく以下の2つが挙げられます。

学ぶこと、自身がスキルアップすることの充足感

身に着けたスキルがお客様対応に活かせる達成感

スタッフのスキル格差がなくなれば、どのスタッフもフルに活躍できるようになり、効率的かつ計画的に施術できるようになります。そうすることで1ヶ月間の稼働顧客数を増やすことができます。

また、スタッフのスキルとモチベーションが上がれば、施術、カウンセリングのレベルも高まり、リピーター定着率やお客様の満足度、物販の増大といったよいスパイラルに転換できます。その結果、新規獲得のための広告宣伝費を削減できるなど、全体が黒字化に向かって回り出すのです。

客単価を上げる

客単価を上げる

客単価を上げることは利益拡大の最大の要点です。そのためには、カウンセリングでサロンケアとホームケアの意味、ホームケアの必要性をしっかりと伝えることが大切です。そうすることで、

より単価の高いコースメニューやオプションを選んでもらえる

より多くのお客様に化粧品を購入してもらえる

というように、自然に客単価が上がるだけでなく、通常の施術に加えて化粧品を販売すれば、客単価を1万円単位で上乗せできるなど、物販の拡大にも繋がっていきます。ぜひスタッフを育成してスキルアップとモチベーションを高め、客単価を上げていきましょう。

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