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エステサロン集客戦略

新規集客につながるSNS活用

今や、多くの人が使っているブログやSNS。インスタグラムやツイッター、フェイスブックなど、サロンの集客にとっても役に立つものです。でも、多くのサロンから「インスタをやっているけど効果が出ない」といった声が聞こえてきます。飲食店なら毎日のランチの写真をアップしていれば良いですが、サロンではそうもいきません。どんな風に使えば、SNSを新規集客に活かすことができるでしょうか? > お気に入りに登録する

SNSごとの特徴を活かして発信しましょう

SNSごとの特徴を活かして発信しましょう

SNSと一口に言っても、それぞれで特徴が違います。

■フェイスブック

例えばフェイスブックは写真や動画と文章でたっぷりの情報発信ができるし、イベント機能なども使いやすいもの。プロフィールも充実させられるので、「深く内容を伝え、好きになってもらう」のに最適です。
でも、実名登録が基本で、リアルの友達とだけつながっている人が多いので、ツイッターのような拡散力はありません。狭いエリアに深く発信するのに適しています。

■ツイッター

ツイッターは「リツイート」が手軽にでき、より拡散効果が期待できます。短文なので練りに練った投稿をするより、気軽にライブ感覚で書いていくと良いでしょう。テーマを3つぐらい決めて、「お客様のお肌悩みと解決事例」「お肌や手入れの知識」「お店のメニューの特長」といったテーマを交互に投稿していけば、ネタ切れにならずに続けられます。
ツイッターの最大の特長は、「気軽にリンクをクリックしてくれる」こと。お店のサイトやブログに新規訪問を集めるのには最適です。

■インスタグラム

インスタグラムは写真が勝負ですが、いわゆる「映える」写真をひんぱんにアップするのは大変です。お店の受付まわりに「ウェルカムディスプレイ」をつくって、それを月に数回飾り換えて発信するといった方法が効率的でしょう。季節ごとのお手入れ提案を織り込んでいけば、より提案力のあるものになりますよ。
また、ハッシュタグ(「#」に続けてキーワードを記載すること)をうまく入れることで、見つけてもらいやすくなります。

インスタグラムの難しいところは、リンクをクリックさせにくいこと。記事ごとにリンクを入れることができないので、ブログなどに誘導する力はツイッターに比べると低くなります。
また、拡散する機能が弱いので、情報に広がりがなく、「好きになった人がインスタグラムの中で楽しむ」傾向が高いです。複数のハッシュタグを使って、できるだけ見つけやすくしましょう。「エステ 渋谷」「大阪 サロン」といった地域名を入れたものや、メニューやお悩みを入れるのもおすすめです。また、お店ならではのハッシュタグを、フォロワーが自分の投稿に使ってくれるようになればベスト。お悩みに応えるようなハッシュタグをつけて、広がりをつくっていきましょう。

アカウントを「ビジネスアカウント」に変えると、電話、メールや道順までプロフィールに書けるので、お客様からの反応も出やすくなります。ビジネスアカウントなら過去7日分のアクセス状況を見ることができる「インサイト」も使えます。ビジネスアカウントへの変更は無料ですから、おすすめです。

■SNSからの行先としてウェブサイトやブログは大切!

どのSNSを使うにしても、スマホで情報を受け取った人がお店の情報にアクセスできるようにしておくことが大切です。そのためには、SNSでの発信を始める前に、ウェブサイトやブログでお店の詳しい情報が分かり、予約電話もかけやすいようにしておきましょう。

投稿数とファンの数は比例します

投稿数とファンの数は比例します

どんなSNSにも「タイムライン」という基本画面があって、新しい投稿が上に上に表示されるようになっています。

ということは、多くの人が投稿すると、以前の投稿はどんどん下に押し下げられて、人の目にとまるチャンスが減っていきます。お客様が見てくれやすい時間に投稿するようにしたいものです。

投稿数は多いほど目にとまる機会が増えます。フォロワーやファンの数は投稿数の多さで決まるといっても過言ではありません。でも「そんなにたくさん書くことがない!」「すぐにネタ切れになってしまう」という声も多いもの。

ネタ切れを防ぐためには、次の3つの作戦が大切です。

テーマを3つぐらい決めて交互に投稿する

カレンダーをつくって季節のお手入れ提案を

同じテーマでも表現を変えて何度も投稿できます!

例えば同じ「紫外線にご用心」といったテーマでも、朝に話をするのと、仕事帰りの時間に投稿するのとでは書き方が変わってきます。朝なら、これからの外出に備えての注意点、夜なら家に帰って真っ先にすべきお手入れといった具合。繰り返し投稿する方が、お客様の役に立つし、目にもとまりやすくなるのです。

もう1つの、究極のネタ切れ対策とは?

この3つの他に、ツイッターやフェイスブックでは究極のネタ切れ対策があります。それは他のアカウントをフォローして、そのアカウントの投稿を引用すること。ツイッターでは「リツイート」、フェイスブックでは「投稿をシェア」すると言います。

投稿上手な人や企業は必ず、うまく他アカウントの投稿をリツイートして、自身の投稿回数を増やしています。どんなアカウントをフォローすれば効果的か、よく考えて狙っていきましょう。お店のターゲットに近い雑誌や、美容記者のアカウントなどは狙い目です。

地域の仲間をつくっていくことも大切!

地域の仲間をつくっていくことも大切!

SNSではお互いにフォローする相手を見つけることも大切です。その相手とは、同じ商店街に属するレストランなど、ご自身のお店とは別の業態のお店です。

それぞれのお店のアカウントにはそれぞれのファンがついています。そうしたお店のファンはご自身のサロンにも通える範囲に住んでいることが多いでしょう。そうしたお店の発信をつないでいくだけで、とてもたくさんの「地域のファンたち」を結び付けていくことができるのが、SNSの特長です。

自店の宣伝ばかりを考えるのではなく、他のお店がどんな発信をしているかも参考にしましょう。自店のターゲットに近い顧客を持つお店があれば、どのSNSでどんな発信をしているか、確認することです。

上にも書いたように、他のお店の投稿をリツイートすることで、自店のアカウントの投稿回数も増え、ネタ切れ対策にもなります。また近隣にお住いのお客様方からの注目度が上がっていきます。

もちろん、オフラインでも友達のお店を広げて、互いに協力し合えるようにしていくと良いでしょう。こうしたつながりは、例えば人気のカフェにチラシを置いてもらうなど、思わぬ集客効果を生み出していきます。SNSはそうした広がりをつくるためにも役に立つものなのです。
> サロンのチラシ集客を考え直す!

インスタグラムの写真の撮り方

インスタグラムの写真の撮り方

インスタグラムに限らず、SNSでは写真や動画の撮り方が大切です。写真の撮り方はそれだけでたくさん本が出ているので、ここであまり詳しくは書けませんが、サロンのインスタグラムで大切なポイントを2つだけ撮り上げておきましょう。

この2つを実践するだけでずいぶん上手な写真が撮れるようになりますよ。

写真は「スクエア」で「グリッド」を表示する

インスタグラムでは正方形の写真が基本となります。縦長や横長の写真でも投稿できますが、サムネイル表示で肝心な部分が切れてしまったりすることがあるので、初めから「スクエア」というモードで撮影することがお勧めです。

お料理の写真なら、お皿の真上から撮る撮り方が有名ですが、あれも、正方形におさまりが良いものです。スクエアモードで、正方形におさまりが良いように撮影するようにしましょう。

また、カメラやスマホの機能によりますが、設定画面で「グリッド」を表示できる機能がついているなら、ぜひ使ってみてください。カメラをのぞいた時に四角く区切り線が表示されていれば、どの被写体がどの位置に写るのかとらえやすくなります。それを意識しながら写真を撮るだけで、写真はかなり上手になるものなのです。

良い光条件の場所を決めておく

写真の良さは「光」が命。見事に被写体をとらえても、直射日光が強すぎたり、蛍光灯の光ではきれいに写りません。特にサロンのインスタグラムではお肌を撮影することもありますから、光には十分に気を配る必要があります。

といっても、撮影についての光の知識は、プロのカメラマンでも長年修行して身につけるものですから、いつでも自在に光を操るのは素人では無理。ではどうすれば良いでしょう?

正解は、お店で1か所だけで良いですから、「ここで撮影すればきれいに撮れる」という光環境の場所を決めておくこと。直射日光が強すぎず、うまく壁などに光があたって拡散してきれいに撮れる場所があります。そこにテーブルを出せば小物の撮影ができ、イスを持っていけば人の撮影もできる、そんな場所を決めておくのです。

SNSでもチラシでも、サロンの表現で一番大切なのは「スタッフが明るくイキイキとして見えること」。一番良い光環境でスタッフを撮影して、お客様が「ここに行けばこんなにきれいになれる」と感じられるようにしていきましょう。

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