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エステサロンの開業準備とは?

エステサロンが2店舗目を出店すれば
オーナーの年収はどう変わる

1店舗のサロンを経営していて、ふと思うのは将来のこと。オーナーが現場を離れても利益を上げ続けるようにするにはどうすればいいのでしょう? そのためには、2店舗目を出店して、より大きな規模で経営を安定させるのが良い答えです。2店舗目を開いたら、オーナーの収入についての考え方は1店舗目とは大きく変わるようです。どのように考えていけば成功するのか、考えていきましょう。 > お気に入りに登録する

将来を考えれば2店舗目は必須!

1店舗のサロンを経営し、軌道に乗ってきたなら、次に考えるのは多店舗展開かもしれません。勢いに乗って2店舗目、3店舗目と増やしていければ、売上も大きくなるでしょう。その反面、スタッフも増え、経費も2倍、3倍となるのですから、「大丈夫かな」と心配になるところです。

どんなに技術の高いエステサロンオーナーであっても、やがて現役引退を考えるときも来るでしょう。お客様の前に立つことが難しくなる時が訪れるかもしれません。1人経営者というのはどれだけ商売がうまくいっている時でも不安はぬぐえないものです。

そうした将来のことを考えるとき、2店舗目を出店することはとても大切なこととなってきます。

2店舗目、というのはオーナー1人で回せるものではありません。オーナー以外の店長がいて切り盛りを任せるわけです。これができるようになれば、1店舗目も店長に任せて、オーナーは自由に動き回ることができるようになります。オーナーが必ずお店に出なければならなかったときとは全く違うビジネスの進め方が見えてくるでしょう。

スタッフのやる気を活かすなら2店舗以上

スタッフのやる気を活かすなら2店舗以上

2店舗目を出すのは簡単なことではありません。「店長さん」に任せることができなければ心配の種が増えるだけです。ということは、2店舗目の出店を考えた時点から「ナンバー2」をしっかり育てるようにする必要があります。

これが実は、2店舗目を出店することの大きな意味です。経営の方法が全く違うものになると言っても良いでしょう。

スタッフのやる気を活かすなら2店舗以上

これまでは技術面でスタッフを育てても、お店を切り盛りする部分はオーナーが一手に行っていたことでしょう。でも、2店舗目を任せるとなれば、売上の数字、集客の方法からスタッフの教育方法まで、No.2のスタッフに注ぎ込んで教えていくことになります。

No.2のスタッフから見れば、「このまま頑張れば、自分もお店を任せてもらえるかもしれない!」と感じます。モチベーションがぜんぜん違ってくるのです。No.2以外の若手スタッフも「いつかは私もそうなれるんだ!」と感じることでしょう。

「将来自分がどんな人になるのか」というモデルをスタッフが抱くことができる。これを「キャリアパス」と言います。キャリアパスがあればスタッフ個人も将来像や先の目標をイメージしやすく定着率があがります。
逆にキャリアパスがないと、将来が見えない、成長していく道筋が見えないことが原因で定着率が低くなります。

2店舗目を出すことは、これだけでも大きな差を生み出すと言えます。

多店舗だからその分儲かるとは限らない

多店舗だからその分儲かるとは限らない

ただ、居酒屋さんなどと違って、エステサロンは多店舗展開すればその分儲かるというわけにはいかない業態です。居酒屋であれば、食材の仕入れという大きな経費があります。多店舗展開して同じ仕入れ先から大量に仕入れることができるようになれば、それだけで仕入れ経費を安くしてもらうことができるでしょう。多店舗展開によるコストメリットを出しやすい業態と言えます。

一方エステサロンはどうでしょう。エステサロンでは基本はスタッフがお客様に1対1で施術を行うことです。施術に使う化粧品や消耗品などがあるとしても、居酒屋のようにその仕入れが大きな金額になるわけではありません。店舗の家賃、水道光熱費、そして何より大きなスタッフの人件費でも、2店舗あれば2倍かかることになってきます。スケールメリットが見えにくい商売だと言えるでしょう。

しかし、複数店舗あると明らかに良いこともあります。たとえばチラシを印刷して配布するなら、同じチラシに2店舗を記載することができます。ホームページ制作もひとつで何店舗も紹介できます。お客様から見れば、1店舗だけのお店よりも「立派なお店だな」という信頼感は高まります。お客様に一斉にメールを送ったり、多店舗合同でイベントを開催したり、集客面で効率を高めることができるのです。

スタッフ募集でも同様です。1店舗しかないお店に入るのは、スタッフ側から見て心配もあるもの。2店舗あるお店なら、「ちゃんと経営されているお店だな」と分からせることができるので、有利さがあります。

多店舗であることのメリットをしっかり考えて、そのメリットを生かし切るように計画すればチャンスは拡大します。

しっかりした計画をたてて2店舗目を出店

しっかりした計画をたてて2店舗目を出店

2店舗目を考えるとき、No.2スタッフの育成の他にも、考えるべきことがあります。それがお店の「コンセプト」や「理念」です。1店舗ならオーナーの個性がそのままコンセプトだったかもしれません。が、2店舗ある場合、しっかりコンセプトをお客様に見えるようにしなければ、ばらばらに見えてしまいます。

2店舗目を考えるときにしっかりコンセプトを打ち出していけば、お客様の理解も広がりやすく、2店舗目の集客もずいぶん楽になるのです。1店舗だけのときは美容ポータルサイトで頑張っていたかもしれませんが、自店のホームページやSNSアカウントもこれまでとは違ったにぎやかさや信頼性を打ち出すことができます。

2店舗あれば、お客様との距離が変わります。「こちらの店舗の方が通うのに便利だ」と感じてもらえる地域が生まれるのです。どの地域にチラシを配れば良いか、地図を見ながらじっくりと検討していきましょう。

2店舗目を出す際は、コースメニューを見直して単価を高めるのに良いタイミングです。これまでの1店舗目で平均客単価が7,000円だったとしたら、新しいお店に定価9,000円のコースを導入したらどうだろう、と考えてみましょう。従来のお客様には料金据え置きで7,000円で1ランク上の施術を受けられる期間を設けても良いでしょう。

集客とメニューをしっかり計画して、2店舗目、さらには3店舗目へと多店舗展開していけば、多店舗の強みを生かした経営を実現できるはずです。

2店舗目でオーナーの年収を高める仕組みとは?

2店舗目でオーナーの年収を高める仕組みとは?

2店舗目を出すことができれば、オーナーの収入はどのように変わっていくのでしょうか。1店舗目では、店舗の売上から必要経費を引いた残りが利益で、オーナーの収入になるという考え方でした。

売上 - 経費 = 利益

です。これが2店舗になれば、単純に考えると

  1店舗目の売上 - 1店舗目の経費 = 1店舗目の利益
+ 2店舗目の売上 - 2店舗目の経費 = 2店舗目の利益


  2店合計の売上 - 2店合計の経費 = 2店合計の利益

となりそうです。1店舗ずつなら利益も小さいところが、2店舗合わされば利益が大きくなります。が、2店舗目のメリットはこれだけではありません。

経費は2店舗共通のものであることから、トータルで経費を抑えることができれば、利益が拡大することが分かります。上で見たように、集客でも2店舗あることの強みを生かした施策を行い、効率を高めていけます。

オーナーの仕事は、1店舗だけだったときには「トップエステティシャン」だったかもしれませんが、2店舗目を開いたらいかに2点共通で経費を抑えるか、ということを考える「トップマネージャー」に変わると言っても良いでしょう。

売上もまた、単純な足し算ではありません。施術では、

客単価 × 1ベッド1日顧客数 × ベッド数 × 営業日数 = 売上

という式があります。何店舗あっても結局ベッド数による「顧客数の上限」が決まっていることになります。

でも、2店舗目を持って信頼できるスタッフに施術や日々のお店の切り盛りを任せられるようになったら、この式から抜け出せるようになります。

ベッド数で決まる顧客数以外の売上とは何でしょう? それが、化粧品の物販です。化粧品はお客様が必ず使うものであり、気に入っていただいたお客様は来店されなくても化粧品を購入するようになります。フェースでは、サロンに足を運ばないお客様でもいつでも化粧品を購入できる「フェースメンバーズクラブ」という仕組みを持っています。

> 在庫を持たずに販売、フェースメンバーズクラブとは?

この仕組みがあるおかげで、「お一人で月140万円の物販売上を達成」されたサロンや、コロナ禍で長期休業になったのに「2ヶ月休業中に売上1億1,600万円」といった成功事例が出ています。

経費の削減、売上の拡大ともに、2店舗目を持ってマネージャーとして腕をふるうことで達成しやすくなるでしょう。2店舗目は1店舗目の延長ではなく、大きな飛躍のチャンスだと考え、しっかり計画していきましょう。

> お一人で月140万円の物販売上を達成された成功事例

> 2ヶ月の休業中に売上1億1,600万円を達成!

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