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エステサロンのための経営講座

春に向けた顧客提案法 肌悩み編

エステサロンでは、お客様に対して季節に応じたフェイシャルケアのご提案をすることが大切です。お客様のお肌が、季節ごとのさまざまな要因で揺らぐからです。このエステサロン経営講座でも、季節に応じたお客様提案の方法についてご紹介していきます。今回は春に向けた顧客提案の仕方について考えていきましょう。 > お気に入りに登録する

春は変化の季節、お肌のトラブルも増えていきます

気候が変化する時期は肌トラブルが多くなります。特に春は暮らしや仕事の環境が変化することも多く、それらのストレスや外的刺激から、お肌は多くのダメージを受けます。「季節性敏感肌」と呼ばれる症状に悩む人も実は春先から増えてくるようです。

そのため、寒く乾燥する冬の気候から解放され、気持ちも軽くなってお出かけしたくなるような春のイメージとは異なり、お肌はダメージを受けているので、いつもよりていねいなケアが大切です。

春の肌トラブルは、お肌のバリア機能が弱まって起こることが多いと言われています。お肌の角層は、規則正しく並んで「ラメラ構造」を形作り、お肌のバリア機能を保っています。このラメラ構造が乱れてしまうとお肌のうるおいが保てず、乾燥が進んでさまざまな肌トラブルを引き起こすと考えられています。

春はPM2.5や花粉などの外的刺激もたくさん

春はPM2.5や花粉などの外的刺激もたくさん

春の暖かい空気は気持ちよく感じられますが、実はお肌の大敵がたくさん潜んでいます。それは、PM2.5や花粉、黄砂といった肌に刺激を与える物質です。

空気中に含まれるこれらの粒子がお肌にふりかかると、毛穴に簡単に入り込んでしまいます。特にPM2.5は粒子の大きさが1ミリの1000分の2.5と、とても細かいため、肌に入り込みやすいのが特徴です。

主に自動車の排気ガスなどで空気中に放出されますが、その成分は1つの物質ではなく、炭素や金属などさまざまな物質が混ざり合ったもの。お肌のバリア機能が低下していると、お肌に入り込んで炎症を起こし、さまざまな肌トラブルの原因となるのです。

お肌に良くない刺激を与える物質はPM2.5だけでなく、花粉や黄砂なども春に増えることが知られています。それらに対処することは春の肌ケアとして大切なことだとお客様にしっかりお伝えしましょう。

また、これは春だけではありませんが、スマートフォンやパソコンなどの画面から浴びるブルーライトもお肌のターンオーバーを遅らせ、再生力を低下させてしまいます。

フェースには「フェース インシスト ラメラ U.B.P. メイクベース N」という化粧下地が用意されています。「U.B.P.」とは、紫外線(Ultraviolet radiation)、ブルーライト(Blue light)、そして大気汚染(Pollution)の略。これらをカットし、健やかで明るいお肌へと導いてくれます。

意外に強い春の紫外線に要注意

意外に強い春の紫外線に要注意

本格的に紫外線が強くなるのは夏。心地よい春の日差しをお顔にもたっぷり浴びたいと思うところですが、紫外線は、実は2月から強くなっていきます。

紫外線を浴びると、お肌のバリア機能が弱まり、乾燥が進むことからさまざまな肌トラブルが起こります。肌荒れから毛穴づまりが起こり、ニキビができやすくなったり、アトピー性皮膚炎にも影響を与えると考えられています。だからこそ、少しずつ薄着になっていく春の季節から、UVケア、紫外線対策をすることはとても重要です。

まずは紫外線からお肌をしっかり守るケア、そして、浴びた紫外線の影響を日々リセットするケアを、年間を通じて行うことが美肌を目指すのには不可欠です。

他にも、フェースには「フェース インシスト ラメラ サンプロテクターエッセンス N」といった日焼け止め美容液があります。紫外線吸収剤は無配合。美容液成分配合で、塗るほどにお肌がうるおいます。春のお肌悩みをかかえるお客様に、ぜひおすすめしてください。

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