エステサロン集客戦略

ポータルサイトでのサロン集客を
どのように行うか？

これまでポータルサイトに頼らずしっかり内部集客しましょう、とお伝えしてきましたが、それは「頼りきってはいけない」という意味です。ポータルサイトのことを無視して良い、ということではなく、「うまく使う」ことで効果的な集客が行えます。やはり有名なサイトには大きな集客力があります。この利点を使えるだけ使いましょう！かしこいポータルサイトの使い方について考えていきましょう。　> お気に入りに登録する

広告に頼らない集客
「内部集客」とは？ >>

ポータルサイトの特長を知りましょう

ポータルとは「玄関」のこと。つまりポータルサイトとは多くのお客様の玄関となって、そこからお店に案内してくれる、という意味合いです。

美容系のポータルサイトだけでもたくさんありますね。ポータルサイト自身も厳しい競争がありますから、それぞれが特長を打ち出しています。その特長が自分のお店の特長と合っているかどうかを考えて利用することが大切です。

特長の中で最初に調べなければならないのは「客層」です。どれぐらいの年齢層を狙っているか？お店では30代40代の大人のお客様を集めたいのに、10代が多く使っているポータルサイトではそもそも集客効果が出ません。

客層がずれているとせっかく来店いただけても、リピーター定着率が低くなります。

まずは、お店としてどんなお客様を集めたいのか、イメージをはっきりさせてから、各ポータルサイトの資料を集めて比較するようにしましょう。

次に大切なのは、ポータルサイトを実際に見て、お店の地元でどんなお店が上位に表示されているかをよく見ることです。サイトによって違うので、それぞれの記事をしっかり見れば、どうしてそのお店が上位になっているのかが見えてきます。

お店の特長はどう打ち出されているか？

口コミはどれぐらい効果的か？

「値引き」がどれぐらい強調されているか？

こうした特長をチェックしていきます。利用者がみんなクーポンを期待して、安いお店を次々に乗り換えているようなサイトでは、お店にとって良いお客様の定着につながらないかもしれません。

一番のポイントは「リピート獲得力」です

そうした特長研究とは別に、お店として先に準備すべき大切なポイントがあります。

それは「来店されたお客様をどれだけリピートにつなげられるか？」。お店の特長によっても違いますが、「施術中のこの説明がリピートにつながる」、「施術終了後のカウンセリングが効果的」、「居心地の良いお店の雰囲気で定着率が高い」など。それぞれのお店には「リピーターを獲得する鉄則」があるものです。

それがどれぐらい確立されているでしょう？　この点はポータルサイトと付き合う上でとても大切です。

掲載料が月100,000円だとすると10人の新規集客ができ10,000円の単価だったら差引ゼロとなります

仮に掲載料が月100,000円だとすると、10人の新規集客ができ、10,000円の単価だったら差引ゼロとなりますが、お店としてはこの10,000円の売上が全部利益ではありませんから、これでは赤字ということになってしまいます。

「それでもポータルサイトしかないから掲載をやめられない…」という声も聞きますが、これは良くない状態です。

同じお客様がその後何度もリピートしてくださると

広告というのはすべてそうですが、1回の売上をつくっただけでは赤字です。でも、同じお客様がその後何度もリピートしてくださることによって、初めて「元をとった」「利益が出た」と言えるのです。

もしあなたのお店が「リピーター獲得率が低い」なら、その点を改善してからポータルサイトを利用するように考えていきましょう。
> エステサロンのリピーター集客と顧客満足

良いクチコミを発生させるコツ

ポータルサイトでは口コミが力を持っていることが多いものです。誰もほめていないお店より、みんなが「良かった」と言っているお店に行きたいと思うのは当然ですね。
ポータルサイトを利用するなら、どれだけ良い口コミを発生させられるか？ということを大切に考えましょう。

これはポータルサイトだけではありません。ネットで検索するとお店が紹介されますが、そこにも口コミがあります。また、インスタグラムやツイッターなどのSNSなどは口コミだけでできあがっているような媒体。ポータルサイトを利用していないお店でも、良い口コミを獲得できるようにしていきたいものです。

良い口コミを書いていただくにはコツがあります。

1人のお客様の満足度を高める

当り前のことですが、満足度が出発点です。忙しい中でもこれを忘れないこと。口コミというのはネットを開いて、考えて書いて、お客様にとってはとても大変な作業です。だからこそ、ほめるより、文句を言いたい時の方が力が入って、口コミは発生しやすいのです。ていねいな応対で「一客入魂」で努めましょう。

口コミしたくなる話題を提供する

ポジティブな口コミは「誰かに教えたい！」という気持ちが原動力です。そのためには話題にしやすい情報をどれだけお店で提供できるか、という視点が大切です。施術についての丁寧な説明で、「いいこと聞いた！！」という気持ちを持ってもらえるようにしましょう。また、写真付きで投稿できる媒体なら、写真を撮ってもらえるような飾り付けや、ゆっくり写真を撮れる親しみやすい落ち着いた雰囲気も大切。

口コミがしやすくなるお店のカードを準備する

お店のカードなどで口コミをしていただきやすくする工夫をしていますか？お客様が帰られる時に手渡すカードは、リピーター獲得にも欠かせないものですが、そうしたカードに口コミをしやすくするための2次元コードなどを印刷しておくと、口コミのハードルを引き下げることができます。ポータルサイトによっては口コミカードを用意しているところもありますから調べてみましょう。
> 新規集客のための口コミ発生