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エステサロンのための経営講座

成功するサロンが持っている経営戦略とは?

経営戦略のお話をすると「難しくて…」という言葉が返って来ることが少なくありません。経営戦略とは、自店が持つ資源(人やモノ、お金)を組み合わせて売上を上げるやり方のこと。戦略と言うと難しいように聞こえますが、毎日お店で実践している方法をよりはっきりさせて実行しやすくすることだと考えてください。今回は改めて経営戦略のまとめ方について考えてみましょう。 > お気に入りに登録する

成功するサロンには「経営戦略」があります

自店が持つ人材やモノ、お金には自ずと限りがあります。お金が無限にあれば、宣伝でもサービスでも思い通りにできそうですが、そうはいきません。

でも、そうした資源に限度があるからこそ、各お店はそれぞれ工夫して他店と差がつく独自の案を必死に考えます。成功するお店は、それぞれの状況に応じて個性的な戦略を持っています。

戦略と言うと難しそうに聞こえますが、大切なことは

お客様は誰か

何が魅力で選ばれるサロンになるのか

を改めてはっきりさせることです。どんな肌悩みを持った方をお客様として狙うのか、そのお客様方がどんなことを魅力と思ってくれるのか。それをはっきりさせて、チラシやホームページ、SNSでの発信、そしてお店の内装でも打ち出すことができれば、他店との競争で有利になります。

自分のお店に最適な戦略の見つけ方

自分のお店に最適な戦略の見つけ方

考え始めると自店の「悪いところ」「足りないところ」ばかり気になってしまうものですが、まずはお店の良いところをリストアップすることから始めましょう。

「この施術が得意」「お客様からはいつもこんな風にほめられている」など、順不同でOKです。スタッフにも協力してもらって、良いところをいっぱい集めましょう。中には似た項目が出てくるかもしれませんが、あわてて除外したりせずに全部並べてください。

良いところをリストアップできたら、1項目1枚ずつ付箋に書いて、大きな紙の上に並べてみましょう。「これとこれは似ている」と感じる項目があれば近くに付箋を貼ります。「全然違う」という項目があれば、遠くに付箋を貼りましょう。

そうしていれば、自店の強みが3つくらいの山に整理できるでしょう。それぞれの山の付箋を読み直すだけで、「そうか、うちの店にはこんな良いところがあったんだ!」と自信が湧いてくるかもしれません。

大きな強みと小さな強み2つくらいにまとまったら、それぞれの強みを文章にしてみましょう。「〇〇の肌悩みを解決してとても喜んでもらえている」「スタッフがみんな笑顔でファンがついている」など、文章にすることで自店の良さがより際立ってきます。

この文章を頭に入れた状態で、お店の内装やディスプレイを見ると、「もっとこれを打ち出そう」ということが見えてきます。SNSの発信も、「改めてこんな投稿を増やしていこう」と思うことができるかもしれません。これが次の一歩を進めるための力になるのです。

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